地震雲

予知のメカニズム

地震雲

地震の前に発生すると言われている、独特な形の雲のことです。特有の形があるわけではなく、細長い雲・竜巻状の雲・らせん状の雲など様々な普段あまり見られない雲が地震雲と言われることがあります。

そのメカニズムは巨大地震の発生前に起こる岩石破壊に伴って発生する電磁波の影響によるものという説が主です。地上に電磁波が放射されると空気中の分子がイオン化され、そのイオンが水蒸気(気体の水)の核となり液体の水へと変化し、特殊な形状の雲が発生しやすくなる、というわけです。(雲の正体は液体の水ですが、不純物が多く存在するとそれが核となり、水蒸気から液体の水へ変化しやすくなる、という基礎的な科学が背景にあります。)

しかし、これらのメカニズムは未だに解明されておらず、実証もされていません。また、電気が生活に不可欠である現代においては、地上でも人工的な電磁波が常時放射されているのにも関わらず、その電磁波による雲が観測されていないという批判があり、これに対する明確な回答はありません。

地中で発生した電磁波が雲の形成になんらかの影響を与えている可能性はあるものの、基本的には地震雲は迷信であると考えるのが一般的であると言えるでしょう。

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